赤ちゃんとのお出かけって、楽しい反面いろいろと心配もつきものですよね。
とくに離乳食を始めたばかりの時期だと不安に思うママやパパも多いはず。
- 外出中の離乳食はお休みしても大丈夫?
- お出かけや旅行先でも離乳食はあげれる?
そんな疑問を解消するために、離乳食をお休みしても大丈夫なのかを調べてみましたよ。
- 母乳やミルクで栄養が補えるので、1日くらいならお休みしても問題なし
- 赤ちゃんによって離乳食のペースが違うので、ご機嫌であればOK
- 帰宅後にリズムを戻せば大丈夫
これらについて詳しく解説していきますね。
外出時の対応やおすすめアイテムも合わせてご紹介します。
離乳食を外出でお休みしても大丈夫?
離乳食を外出でお休みしても大丈夫なのか解説します。
1日くらいのお休みなら問題なし
離乳食は1日休んだからと言ってすぐに影響が出るわけではありませんよ。
生後5~6ヶ月頃から始まる離乳食ですが、最初のうちは栄養の大部分を母乳やミルクに頼っています。
だから、例えば外出で1回食べられなかったとしても、まったく心配しなくて大丈夫。
赤ちゃんの食事リズムは少しずつ整っていくものなので、ちょっとした変化にはちゃんと対応できますよ。
親がピリピリせずに過ごすことの方が、赤ちゃんにとってもいい環境になりますからね。
母乳やミルクで栄養は補える
離乳食が思うように進まない日ってありますよね。
でも、実は離乳食期の赤ちゃんにとって、母乳やミルクはまだまだ主な栄養源。
なので、たとえ離乳食を1日あげられなかったとしても、母乳やミルクをしっかり飲めていれば、それで十分です。
「食べさせなきゃ!」と焦る必要はありませんよ。
むしろ、授乳や哺乳のタイミングを見ながら、赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。
外出時は水分補給だけでもOK
長時間の外出のとき、「離乳食どうしよう…」と心配になりますよね。
でも、水分補給だけしっかりしてあげられれば、それだけでも十分なことも多いです。
赤ちゃんにとって、のどの渇きは大敵ですから、水や麦茶、母乳などで水分をしっかり与えてくださいね。
とくに夏場や暖房の効いた室内では、こまめな水分補給が大切ですよ。
水分が足りていれば、空腹でグズることも少なくなります。
離乳食のペースは個人差が大きい
離乳食の進み具合は赤ちゃんによってバラバラです。
よく食べる子もいれば、なかなか進まない子もいるし、日によって食べムラがある子も。
だからこそ、「○ヶ月だから○回食じゃないと!」と決めつけなくても大丈夫ですよ。
外出で1回抜けても、赤ちゃんがご機嫌ならそれで大丈夫。
他の子と比べずに、自分の子の様子を見て柔軟に対応していきましょう。
赤ちゃんの体調を最優先に
外出先は家と違って刺激も多く、赤ちゃんにとっては疲れやすい環境ですよね。
疲れていたり、眠かったりすると、食事どころじゃないことも多いです。
そんなときは、無理して食べさせなくてもいいですよ。
赤ちゃんがリラックスして落ち着ける状況じゃないと、食べても消化不良を起こすこともありますからね。
体調とご機嫌を優先して、食べるタイミングを変えるくらいのゆとりを持ってみましょう。
環境が整っていないなら無理しない
外食先や移動中は、食べさせる場所を探すのも一苦労ですよね。
そんなときに、無理に離乳食をあげようとしてイライラしたり、赤ちゃんが泣いてしまうと、親も子もストレスになります。
ベビー用の設備が整っていなければ、あえて「今日はお休み」と割り切るのも大事です。
赤ちゃんが落ち着ける環境じゃなければ、食事も進みませんしね。
無理せず、また余裕のあるときに美味しく食べさせてあげましょう。
帰宅後にリズムを戻せば大丈夫
「今日離乳食飛ばしちゃったな…」と落ち込む必要はまったくありません!
帰宅後に、スープやおかゆなどを軽く食べさせるのもアリですし、次の日からまたいつものリズムに戻せばOK。
離乳食のリズムは多少ズレても、長い目で見ればちゃんと整っていきますよ。
「うまくいかない日もあるよね」と思える気持ちの余裕が、いちばんの安心材料かもしれません。
離乳食を外出先であげるときの工夫
離乳食を外出先であげるときの工夫をご紹介します。
市販のベビーフードを活用する
お出かけのとき、いちいち手作りの離乳食を持って行くのって正直めちゃくちゃ大変ですよね。
そんなときは、レトルトのベビーフードが超便利なんです。
最近の市販ベビーフードは、味も栄養もかなりしっかりしてて、赤ちゃんもパクパク食べてくれることが多いですよ。
種類も豊富で月齢ごとに分かれているので、成長に合わせて選べるのも助かります。
荷物も軽くなるし、衛生面でも安心なので、外出時にはぜひ頼ってくださいね。
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保冷バッグや保温容器を使う
作った離乳食を持って行きたいときは、保冷や保温対策が必須です!
特に夏場は菌が繁殖しやすいので、保冷バッグ+保冷剤を使うと安心です。
反対に冬の寒い日は、スープやおかゆを温かくキープできる保温容器が活躍します。
サーモスなどのフードジャーが人気で、簡単に持ち運べて中身も冷めにくいですよ。
赤ちゃんに快適な温度で食べさせるためにも、温度管理はしっかり意識しましょうね。
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おしぼりや使い捨てスプーンを持参
外出先では何かとバタバタするので、持ち物を揃えておくだけでもかなりラクになります。
使い捨てのスプーン、ウェットティッシュ、おしぼりはマストアイテム。
離乳食で手や口が汚れても、サッと拭けるだけで気持ちにも余裕が生まれます。
さらに、ゴミを持ち帰れるビニール袋も忘れずに。
荷物が多くて大変だけど、あるのとないのとでは大違いですからね。
赤ちゃんが食べ慣れたものを用意する
新しい環境というだけで赤ちゃんは緊張します。
そんなときに普段と違う味の離乳食を出すと、食べてくれない…ってこともよくありますよね。
だからこそ、外出時には「いつものあれ」を持っていくのがおすすめ!
赤ちゃんにとっての安心材料にもなるし、食欲も出やすくなりますよ。
静かで落ち着ける場所を探す
食事する場所は重要です。
騒がしいところや、周りがバタバタしている場所だと、赤ちゃんも集中できません。
静かで人目が少ないベンチや、フードコートの端の席などを選ぶと安心ですよ。
ベビーカーのままでもOKな場所だと、準備や片付けもラクになります。
落ち着いた空間で食事すると、赤ちゃんもご機嫌になりますよ。
授乳室やベビー対応施設を事前チェック
行き先が決まったら、まず調べておきたいのが授乳室とベビー休憩室。
最近は大型の商業施設や駅ビルに、赤ちゃん連れ向けのスペースがかなり充実してきています。
電子レンジがあったり、おむつ替え台が使えたり、個室でゆっくりできる場所も。
施設のWebサイトやアプリで事前にチェックしておくと、当日のバタバタも減らせます。
行ってから探すのは意外と大変なので、準備しておくと安心ですよ。
外出・旅行時におすすめの離乳食アイテム
外出・旅行時におすすめの離乳食アイテムをご紹介します。
常温保存できるレトルトパウチ
旅行や遠出のとき、やっぱり心強いのが常温保存できる離乳食。
その代表が、レトルトパウチタイプのベビーフードです。
バッグにポンと入れておけるし、冷蔵不要なので管理も超ラク。
さらに最近のものは無添加や国産素材にこだわった商品も多く、安心して使えますよ。
離乳食中期・後期・完了期など、成長に合わせたラインナップが豊富なのも嬉しいポイントです。
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スプーン付きベビーフード
「あ、スプーン忘れた!」となりがちな外出時。
そんなとき助かるのが、スプーン付きのパウチタイプやカップタイプの離乳食です。
食べる直前にスプーンが取り出せるので、荷物を減らせるし、忘れ物の心配もなし。
使い捨てなので衛生的なのもありがたいですよね。
とくに新幹線や飛行機など移動中に使いたいときには重宝しますよ。
赤ちゃん用おやつでごまかす
旅先では、離乳食のタイミングを逃しちゃうこともありますよね。
そんなときは、赤ちゃん用のおやつでつなぎましょう。
ボーロやおせんべい、フルーツ系のソフトおやつなどは、赤ちゃんも喜んでくれることが多いですよ。
手軽に渡せるので、お腹をちょっと満たすのにもピッタリ。
もちろん与えすぎには注意ですが、状況に応じて取り入れてみてくださいね。
防水マットやスタイで服の汚れ対策
外出先での悩みのひとつが服が汚れる問題。
家と違って着替えも少ないし、なるべく汚したくないですよね。
そんなときは、防水タイプのスタイやマットが大活躍します。
ポケット付きスタイなら、落ちたごはんをキャッチしてくれて便利だし、撥水加工のシートを敷けば下にこぼしても安心。
100円ショップやベビー用品店で手に入るので、持っておいて損はなしですよ。
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携帯用チェアベルトで食事しやすく
旅先でイスがないとき、どうやって食べさせよう?ってなりますよね。
そんなときに便利なのが、携帯用チェアベルト。
これは大人用のイスに装着するだけで、赤ちゃんをしっかり固定して食事ができるようになるアイテムです。
とくにカフェやレストランでベビーチェアがないときに助かります。
折りたたみできるタイプも多いので、バッグに忍ばせておくとめちゃ安心ですよ!
\ベビーチェアがなくてもチェアベルトがあれば大人用のイスでも座らせられる/
まとめ|離乳食は外出でお休みしても大丈夫?
外出時に離乳食をお休みしても大丈夫だと言えるポイントをまとめました。
- 母乳やミルクで栄養が補えるので、1日くらいならお休みしても問題なし
- 赤ちゃんによって離乳食のペースが違うので、ご機嫌であればOK
- 帰宅後にリズムを戻せば大丈夫
離乳食は、毎日完璧にやらなくても大丈夫。
外出や旅行で「今日はお休み」となる日があっても、母乳やミルクで栄養は補えるし、赤ちゃんの成長に大きな影響はありません。
それよりも、親子ともにストレスの少ない過ごし方をすることが大切です。
「無理しない」「比べない」「また明日がある」と思える心の余裕が、子育てをラクにしてくれますよ。